藤岡藤巻の楽屋

ゆるーく書きます

エイリアン

藤岡で~す!

 

意外な話題なんですが、大谷翔平です。2023年夏、世界で最もディスれない人類の一人だと思います(さすがのフジオカも悪口言えない(^^😉)

ただ、異次元の活躍を見せる大谷翔平を評して、アメリカ人はみんな「エイリアン」と呼ぶんですが、あれって、アメリカ人の科学知識が乏しいのか、野球関係者ってSFが苦手なのか、どっちなんでしょうかね?

 

フジオカは、ほとんど同い年で始まった「鉄腕アトム」を小学生で読んで以来、60年以上のSF大好き老人なので、安易な「エイリアン」呼ばわりに憤っている一人です。

 

もちろん、「alien」の本来の意味は「在留外国人」らしいですから、その意味では正しいんですが、それは蔑称とか差別に当たるので、大谷君の場合は「地球外生命体」という意味で使ってるんでしょうね。

だとしたらやっぱ、教養なさ過ぎですね。

「キミのことが宇宙いち好きだ!」とか言ってるバカップルと同様で(-_-😉)

 

 

1977年の映画「未知との遭遇」とか、1979映画「alien」のせいかも知んないですが、そもそも宇宙人が、二足歩行、脊椎動物で、目や、手や、足がシンメトリーに2個ずつってのは、科学的に生命の進化から見て、地球以外にはまずあり得ないそうです。

 

映画で言うと、「フジオカの、宇宙人のイメージ・ワースト3」は、

「1 タコ型火星人」
「2 小さい躯体で、皮膚は銀色で、大きな黒目」
「3 プレデターみたいな醜悪で狂暴」ってのが、
まあ、実に人類らしいチープな発想で、泣けてきますね。

 

マニアックな話題になってしまってスンマセンが、

フジオカ的に、一番、正しく宇宙人っぽいとは思われるのは、1968年の映画「2001宇宙の旅」(名作の誉れ高いけど、今観ると特撮がアホみたいだよ)に出てくる、「モノリス」です。

 

真っ黒な大きな板で、動かない、喋らない、攻撃も会話もしない。1の二乗×3の二乗×5の二乗の直方体(映画ではサイズ変えてますが)。

何を考えてるのか分からないで「ただ在る」だけなんだけど、でもあらゆる分析や破壊行為も通用しない。

ひっえ~!チョーカッコいい!!

 

比べると大谷君は、「飛びぬけて優れた人類の一人」であって、宇宙人ではありません。むしろ、「飛びぬけた地球人」として賞賛して欲しい。超能力とか使ってるワケじゃないし、努力と才能の結晶なところがスゴいじゃん!

 

SFファンがいたら語り合いたいし、ハードSFと、エンタメSFは分かれるんだけど、フジオカは、ややソフト系なんです。

1982年の映画「ブレード・ランナー」面白かったけど好きじゃないし、原作の1969年の「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」は、F.ディックの原作は、(ハードSF好きの同級生から薦められて読んだけど)大っ嫌いです。

 

今まで見て来たSF映画では、ティム・バートン(当たり外れが多いけど、当たり3作は大好き)監督の1996年「マーズ・アタック」が、上記を踏まえて観ると、めっちゃ楽しいよ!これは、はっきりおススメしたいなあ♪

見てない人には、ネタバレなので、数行開けます。まあ、絶対観た方がイイ映画でもないですけど。

 

 

 

 

 

火星から来たベタな宇宙人が、最初は友好的なんだけど、途中から地球征服に来たのが分かって攻撃を始めます。でも地球の軍事力はまるで歯が立たないで絶望的なところに、彼らは「ジャズを聴くと脳みそが破裂する」ことが発覚。ジャズをかけまくって撃退する、ってオチなんですが、ジャズが嫌いなフジオカとしては、痛快なB級SF映画で、おススメです(^O^)/

 

藤岡藤巻のパロディに近いものがあると思うんですが、チョー趣味的なハナシですんませんでしたm(__)m